MX と SPF は別のレコード

MX レコードは「このドメイン宛メールをどこで受け取るか」を示します。 SPFは「このドメインから送ってよいサーバーはどれか」を示します。 受信と送信で経路が異なるのが普通で、 SPF だけ整っていても足りない理由の一つがここです。

問題になりやすいのは、 実際にメールを送るサーバー(ゲートウェイ・フィルタ・レガシー MX)が SPF の include / mx / ip4 に含まれていない状態です。 正規送信が SPF 失敗扱いになったり、逆にリスト外からのなりすましを止めにくかったりします。

現場で多い構成

管理画面では「メールは動いている」のに、 DNS を第三者視点で見ると送信経路が SPF に書かれていない、 というギャップが報告書に残ります。

サンプル報告書の所見(F-14 / F-19 / F-20)

架空の報告書サンプルでは、次のように整理しています。

推奨アクションは「実際の送信経路を SPF に含める」「各ベンダーの SPF/DKIM 手順と DMARC 強化」など、 DNS とベンダー設定の突合が中心です。

MX と SPF — 確認するときのポイント

「SPF 設定済み」だけでは不十分なことがあります。 次の 3 点を押さえると、社内での共有やベンダーとの打合せがスムーズになります。

外部攻撃面レビューで「見る」こと(例)

観点 確認する内容(例)
MX レコードの向き先ホスト名・優先度
SPF include / mx / ip4 と MX ホストの対応
DKIM ゲートウェイ経由送信時のセレクタ有無(DKIM
DMARC 認証失敗時のポリシー(p=

含まないこと(よくある誤解)

調査データは閉域環境内で扱います

調査結果は閉域環境内のみで保管・処理します。 公開 DNS への問い合わせは発生します。 報告書は基本メールで納品し、調査画面のログインはお渡ししません。

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